一燈園「秋の集い」が開催されました。
- 2014年10月27日
今年の「秋の集い」は10月18日に開催されました。
午前の部は、講師に谷口明広先生（愛知淑徳大学教授）をお招きし、「障害とともに生き、社会を変えたいと生きた半世紀」と題してご講演いただきました。聴衆を魅了してやまないユーモラスな語り口で、ご自身の障害に、また社会に立ち向かう真摯な生き方を縦横にお話しいただき、感銘しきりでした。 また、午後の部は、尺八演奏家の田中黎山先生に渡りゆく風のような美しい音色をお聴かせいただき、ヴァイオリンとの協奏も耳新しく、素晴らしい一時となりました。後半は一転、一燈園中学校・高等学校少林寺クラブのみなさんによる勇壮な和太鼓と演武の迫力に、多くの人が目を見張りました。
朝の維摩祭にはじまり、講演会、演奏会、食事や喫茶（焼芋付）、準備や後片付けなど、ご協力いただいた皆さまは誠にご苦労さまでした。ご来林下さった方々にとっても例年以上に好評な集いであったと聞いております。好天にも恵まれ、充実した集いになりましたことを感謝いたします。
