智徳研修会とは

研修の流れ

一燈園生活の根本を体験できる2泊3日の研修内容についてご説明します。

  • ■ 初日(午前11時の開会式までに受付をお済ませください)

    西田天香さんの思想や生活(一燈園の作法)に
    触れていただく1日

    一燈園生活の創始者であり、智徳研修会を開始した、西田天香さんの思想と生活について学び、実際に体験して頂きます。一燈園生活の実地体験の幕開けです。

    作務
    禅門において、食と坐禅と作務とは、修行の三大要諦です。一燈園においても、作務は行願、路頭とならんで重要な修行の一つです。作務は室内外の清掃の他、いろんな内容の仕事をいたします。

    初日の晩から「礼拝と瞑想」を行います。与えられた一日に感謝し、礼堂(修養場)において静坐し、おつとめをいたします。晩課として、晩には般若心経、維摩経偈を中心に誦和します。
    その後は、夕食となります。食事は内容、作法共に大事な修行の一環であり、入浴もまた預っている身体を浄めるもので、作法に則り厳修いたします。

    大自然と自分自身との対話。
    ただ、ひたすらに奉仕する心持ちを大切にしたいのです。

  • ■ 2日目

    一軒一軒、
    下坐の奉仕(六万行願)を行う1日

    六万行願についての詳しい説明は研修会の中でありますが、形としては、他家のお便所を掃除させていただくことです。それは一番下の嫌なことを喜んでやらせていただく下坐行です。
    「下坐は一切のものを包容する。下坐は地であり母である。」とは天香さんの言葉ですが、下坐は人の心を和らげ、対立や争いを無くし、平和を祈る行でもあるわけです。

    下坐の後は、一燈園生活についてさまざまな立場の講師からの講話や天香さんにゆかりのある一燈園施設を見学していただき、下坐の心をより深く理解していただきます。

    嫌なことも喜びに変える心持ちでありたい。
    与えあうことに喜びを見出すよい機会になるかもしれません。

  • ■ 3日目(閉会式終了:16:00)

    本来無一物無所有の精神を知る「路頭」を行う日

    人間は本来無一物、「自分のもの」というものは何もないのだというのが一燈園生活の根本です。それが路頭ということです。
     その上に立って、与えられているかぎりの生命を、何なりと役立つ仕事をさせていただこう、と奉仕していく中で、「生かされている」ことのありがたさを体験するのです。

    感謝とお礼で過ごす二泊三日の研修は
    しばしば、大きな気づきを与えてくれるかもしれません。

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【日程について】
※当日の天候や参加者の健康状態等の諸事情によって、日程が変更される場合があります。
【服装・持ち物等について】
※会期中は作務衣を着用して頂きますが、中にきて頂くものには、動きやすい服装をご準備ください。
※会期中は、基本的に裸足に草履となりますが、「路頭」「作務」などには運動靴を着用して頂きます。
※以下の物を忘れずにご持参ください。洗面具、寝衣、運動靴、筆記具、腕時計、なお、雑巾を一枚お供えください。
【会期中のご注意】
研修に際して、日常との関わりを一時的に断ち、自らを省みる研修に集中することを目的として、以下の事項をお願いしていますので何とぞご理解・ご了承ください。
※携帯電話、スマートフォン等の移動通信機器類のご使用(カメラ機能も含む)は、自由時間のみに限らせていただき、それ以外の時間帯でのご使用は固くお断り申し上げます。
※会期中、私用での外出は認められません。
※食事に関しては、好き嫌いを言わずに出された物を頂くようにしてください。ただし、アレルギーや信仰上の理由等、どうしても食べられない物があれば、事前に事務局にお知らせください。
※一燈園敷地周辺には小売店舗等はありませんので、お見廻り品等で必要なものは忘れずにご持参ください。
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