事業奉仕活動

一燈園生活を現実の経済生活に活かす試み「光泉林」

 一燈園生活の根本は、“人間は金儲けのために働かなくても、他ために捧げて奉仕してゆけば、求めなくても必要なものは与えられる。そしてそこから世の中のあらゆる問題が解消し、争いのない平和な生活が得られる”という信条のもとで無所有奉仕(むしょゆうほうし)の生活を行ずることにあります。しかし、一燈園生活がほんとうに“争いのない平和な生活”の種子となるためには、この生活から得られた実地の智識(生活、財産、仕事等のもち方・扱い方)が現実の経済生活へと応用されてゆく必要があるようにも思われます。
 それは、無所有奉仕という原点から逸れるのでなく、むしろこれを守り育て、無所有奉仕という観点から経済に身を置き、財物をも預かりつつ一燈園生活を続けるにはどうしたらよいかを模索するあり方です。一燈園ではこのようなあり方を宣光社(せんこうしゃ)と呼んでいます。
 光泉林は、一燈園生活の宣光社的応用の可能性を研究・開拓するために資金と場所と知識を提供・管理・保存するところとして、素封家西川庄六氏(1902~1977)から天香さんに敷地が寄付され、1929(昭和4)年8月12日に財団法人として認可が下り、同年10月17日に開林祝が行われました。また、平成20年に施行された公益法人改革関係法令への対応から、財団法人懺悔奉仕光泉林は、平成25年4月に一般財団法人懺悔奉仕光泉林へと移行しましたが、宣光社としての活動はこれまでと変わることなく継続実施されています。
 現在、一燈園の名を冠する多くの行事・事業は、一般財団法人懺悔奉仕光泉林から資金的もしくは場所的提供を受け、光泉林と共催する形で運営されています。

一般財団法人懺悔奉仕光泉林について

光泉林理事長挨拶
光泉林理事長挨拶

一般財団法人懺悔奉仕光泉林 理事長 西田 武からご挨拶申し上げます。

光泉林の事業活動
光泉林の事業活動

西田天香さんの精神の研究・普及・保存の観点に立ち、民による公益の増進に資さんが為の事業をご紹介します。

主な活動実績
主な活動実績

世界平和の実現をめざす一燈園の精神に基づいて、光泉林が行ってきたこれまでの実績をご紹介します。

智徳研修会のご案内
智徳研修会のご案内

一燈園生活の短期研修機関として、昭和16年(1941)から始められました。
毎月上旬の2泊3日が定例となっており、個人の修行に、会社の研修新入社員の錬成にと幅広く活用されています。

関連組織
関連組織

光泉林を中心に、宣光社活動を実践している一燈園の関連組織をご紹介します。

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一燈園(一般財団法人 懺悔奉仕光泉林) 〒607-8025 京都市山科区四ノ宮柳山町8番地の3 Tel 075-581-3136 Fax 075-581-3139